じょうざん (常山)
学名 |
Hydrangea febrifuga (Dichroa febrifuga) |
日本名 |
ジョウザン |
科名(日本名) |
アジサイ科 |
日本語別名 |
ジョウザンアジサイ |
漢名 |
常山(ジョウサン,chángshān) |
科名(漢名) |
繡毬花(シュウキュウカ,xiùqiúhuā)科 |
漢語別名 |
黃常山(コウジョウサン,huángchángshān)、鷄骨常山、鷄骨風、風骨木、白常山、大金刀、蜀漆 |
英名 |
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白花品 f. albiflora 2023/04/07 神代植物公園 (温室) |
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辨 |
アジサイ属 Hydrangea(繡毬 xiùqiú 屬)については、アジサイ属を見よ。 |
訓 |
ジョウザン(常山)は漢名の音。
漢語の常山(ジョウサン,chángshān)は山名、五岳の一 北岳恒山(コウサン,héngshān。山西省大同市渾源縣)、漢の文帝の諱を避け、常山と云った。李時珍『本草綱目』は、「豈に、此の藥 始めて此に産し 名を得し歟」と云う(ただし下に見るとおりジョウザンの産地とは合わないが)。 |
説 |
陝甘・浙江・江西・福建・兩湖・兩廣・四川・貴州・雲南・インドシナ・マレシア・ニューギニアに分布。 |
誌 |
中国では、根を常山(ジョウサン,chángshān)と呼び、嫩枝を蜀漆(ショクシツ,shŭqī)と呼び、薬用にする。 『全國中草藥匯編』上/744-745 『中薬志』Ⅰ/445-447
そのほか、地方により次のものを常山として用いる。
Alstonia yunnanensis(鷄骨常山) キョウチクトウ科
Berberis spp.(小蘗)
クサギ Clerodendron trichotomum(海州常山・臭梧桐・泡花桐)
ヤマノイモ (ジネンジョ) Dioscorea japonica(日本薯蕷・野山藥)
カワカミアジサイ Hydrangea aspera(馬桑繡毬・土常山・甜茶)
Hydrangea strigosa (臘蓮繡毬・羊耳朶樹・土常山・甜茶)
ケコンロンカ Mussaenda pubescens(白常山・玉葉金花・野白紙扇)
コクサギ Orix japonica(臭常山)
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